大阪、東京公演のご報告

11月28日はB-tech Japan で16回目のコンサートを開催しました。10月18日の大阪でのコンサート共、お陰様で無事に終わりました。

今回は、1部は映画「海の上のピアニスト」をピアノと朗読、少し歌を入れてという企画でした。

脚本は、映画から抜粋した部分と私自身が書いたものを合わせ纏めました。1時間20分ほどの上演時間。ピアノ曲は全部で22曲。

にしかわまこと氏と朗読とピアノの演奏の構成を考え、演出も自分たちでやりました。大阪が初演でしたが、やはりどうなるものかと不安もありましたが、暖かなお客様の反応や拍手に支えられて終わることができました。心から感謝の気持ちでした。

大阪公演のひと月後に東京公演でした。コンサートの録音を聴いたり映像を見直してこの間に僅かですが修正もして。こんなことがとても勉強になるものです。繰り返し同じ内容の本番をやることの大切さも学びました。

朗読といっても体も動かしての朗読でしたので、色々な意味で学ぶことが多くて。とても楽しかった!

ベーゼンドルファーのインペリアルの音色。深く繊細で豪胆で。

天才ピアニストのお話に相応しく、にしかわまこと氏の演奏は素晴らしかった。

物語の最後に、自分で歌詞を書いた、海の上のピアニストの中で演奏される愛のテーマ「愛を奏でて」を歌いました。美しいメロディーですが、歌のためのメロディーではないので、他のモリコーネの音楽と同様、音域がとても広くて難しい曲です。

何と!海の上のピアニストの冒頭、少しだけピアノを弾きました。ベーゼンドルファーのピアノを弾けるなんて、なんて贅沢なことでしょう。

一体何冊のノートに原稿を貼ったかしら。大きなノート、少し小ぶりのノート、お気に入りの素敵なノートを購入して自分で書いて打ち込んだ原稿を貼りました。22ページあったので、手書きは諦めましたが。

めちゃくちゃ下手ですが絵も描いたり、シールを貼ったり、色鉛筆で自分のノートに仕上げていった作業も、思いのほか楽しくて。

このような総合的なステージは私の夢でしたので、充足感でいっぱいです。今後は自分で書いた小説に歌を組み入れたステージもやりたいと思っています。

2部はクルト・ヴァイルを歌いました。1943年パリに亡命した後の作品です。

当初、7〜8曲歌う予定でしたが、海の上のピアニストの上演時間が長いため5曲だけ歌うことにしました。

ユーカリ・タンゴは原語のフランス語で歌いましたが、他は自分で訳詞をしたものを歌いました。

1,私はあなたを愛していないわ (リス・ゴーティ版)

2,セーヌ哀歌

3,雨ぞ降る (Es Regnet)

4,ユーカリ・タンゴ

5,My Ship

アンコール

秋想〜しゅうそう 作詞 松坂多恵子 作曲 にしかわまこと

今回はオリジナル曲の秋想をアンコールで歌いました。

ご来場くださいましたお客様に心より感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、多くのご感想をいただけて幸せです。

今後も色々な企画を実現していきたいと思っております。

お花は先輩歌手の階見ルイジ様からいただきました。とても綺麗です。

ありがとうございました。

数人の方からお写真も頂戴しました。とても嬉しいです

ありがとうございました。

プログラム。会場に持っていくのを忘れてしまって。

ここにアップします。

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