師走の午後の日記

師走に入りもうあと半月ほどで年が明ける。

この1年も色々な事があった。

コンサートは3回、東京と大阪合わせて6回おこなった。

ピアソラ、モリコーネ、武満徹。特にベルトリッチ監督の映画「海の上のピアニスト」の

朗読、ピアノ、歌で綴った企画を実現出来たのは、とても有意義で今後の自分たちの活動に

自信と客観性と先ずは諦めないという大事なことを学んだように思う。

ピアソラも最初はなかなかどうしたものかを考えあぐねたし、モリコーネの音楽は歌と楽曲とのイメージに打ちのめされたし、武満徹に至っては、随分時間が経ってもアレンジも歌も出来上がらなかった。なにしろ、武満徹が書いた譜面がないのだから。一体どう演奏してほしかったのだろうと、ピアニストのにしかわまこと氏と何度もアレンジを考えなおして試行錯誤を繰り返した。


次のコンサートのテーマに向けて、すでに取り組みだしているが、これまた途方もなくて今のところ何も進んでいない。ああでもない、こうでもあるか・・・と。

そんな時間がまた楽しいのだけど、苦しくて眠れぬ日が続く。

今年の冬は東京は今のところさほど寒さを感じない。今日も20度あるようだ。12月だとういうのに変なお天気。

流石に明日から冷え込んでくるようだ。

皆さまもお体をご自愛くださいね。

お写真は、10月18日の大阪でのコンサートの様子です。

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