七夕のお話
七夕の物語。誰でもよく知っている古く中国から伝わるお話。 いくつかあるお話の一つ。
織姫は機を織る仕事熱心な娘。父、天帝はそんな織姫を心配して、牛追いの仕事をしている若者、牽牛に引き合わせた。ふたりは深く愛し合うあまり、仕事もせずに愛の日々を送っていた。
その様子に怒った天帝は、一週間に一度しか逢ってはならぬと、カササギに伝えさせたが、カササギは間違えて毎日逢っても良いと伝えてしまった。 ふたりはすっかり安心して愛の日々を送っていたわけだが、益々怒った天帝は年に一度きりしか逢ってはならぬと言い放った。
織姫は天宮に連れ戻され、牽牛はその後を追ったが、天の川に阻まれて逢うことはできない。 その様子を見たカササギは、ふたりを大変気の毒に思い、千羽のカササギの羽を繋ぎ、天の川を渡る橋を作った。 七夕の日に雨が多いのは、織姫と牽牛がやっとの想いで逢えた喜びに涙 し、雨はその涙なのだという・・・。
愛する人に一年に一度しか逢えないなんて、なんてかわいそうなお話だろう。
織姫は琴座のベガ。そういえば、ジョディー・フォスター主演の「コンタクト」という映画はこのベガからのメッセージだったなぁ。
牽牛は、わし座のアルタイル。 いつか富士山の五合目から見た天の川は本当に美しかった! 夜空を見上げれば、遠い昔からのお話がいっぱい。 七夕の日は短冊に願いを書くとその願いが叶うという・・
早くコロナが収束して皆が安心して暮らせるよう祈ります。
大雨の被害に遭われた方々のご無事と、少しでも早く復旧されることを祈ります。
皆様もお元気でお過ごしくださいませね。
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